サンゴ |
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サンゴ礁は海の森 |
サンゴとは一見植物のように見えますが、実は動物です。 でも、正確には私達が沖縄の海とかで見る景色は、サンゴ礁と言います。私も詳しい事はよくわからないのですが・・・(笑)、 サンゴがなぜ「海の中の森」と言われているのか?サンゴの中には 褐虫藻という植物プランクトンが住んでいます。 植物のプランクトンなので光合成を行います。当然その際に海水中の二酸化炭素を吸収して酸素を出すといった陸上の木や植物と同じように、地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素濃度をコントロールしています。 一説によると、地球上の65〜70%の二酸化炭素をコントロールしているとも言われています。 地球は7割が海です。この数値が地球にとってどれだけ影響があるかは、 なんとなくわかりますよね。 世界的な環境会議では、これまで森林による二酸化炭素の吸収メカニズムだけが注目されてきたため、意外に思われる方も多いかもしれませんが、サンゴ礁も地球温暖化の防止に大きな役割を果たしています。 また、サンゴ礁には多種多様な生物が生態系を形成しており、まさに海の森と呼ぶにふさわしい存在と言えます。 地球温暖化による異常気象などによりサンゴ礁の減少が続くと、二酸化炭素の吸収源が少なくなることになり、さらに温暖化が進み、そのことがまた異常気象を引き起こすという悪循環に陥ります。 それだけではなく、当然海の酸素濃度も低下し、海の生態系が崩れることも無いとは言えないでしょう。現在の地球の酸素生産は海からとも言われています。 このように一度自然環境のバランスが崩れると、その影響がさらにほかの環境に影響を与えて、悪い方向へ進む危険があるということ。いわゆる負のスパイラルの危険性に早く人間は気付かないといけないと思います。 今年の夏、南の島で楽しい思い出をつくった人も、そうでない人も、一度、サンゴ礁と私たちの生活環境のつながりについて、考えてみてはいかがでしょうか。 私達に今から出来ることは、 サンゴ礁を知ってもらうことです。 テレビや本をみてサンゴ礁の知識はあるでしょうが、それだけでなく実感としてサンゴ礁を知ってほしいのです。サンゴ礁へいって水中マスクをつけて、泳いでみることです。サンゴ礁の美しさを感じたら、それがサンゴ礁を守ることにつながります |
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